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Go Toキャンペーンと舞台での集団感染について解説します

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ホリエモンチャンネル

今回は政府が主導する「Go Toトラベル」キャンペーン(旅行に行ったら代金の一部が支援されるなど)から東京が除外されたことについてお話ししたいと思います。

当初は「首都圏は一体だ」ということで、1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)を「Go Toトラベル」キャンペーンから除外しようという話もあったようですが、神奈川県には箱根、千葉県には東京ディズニーランドなどの有名観光地があるので「除外されたら困る」ということになり、政治的な力が働いたのかはわかりませんが、東京だけ除外されることになりました。そのため、東京都民は地方に旅行しても割引料金にはなりません。それでも、緊急事態が宣言されていた時の「うちの県にくるな」「東京在住者は田舎に戻るな」と言われていた状況からすれば、かなりマシになっていると思います。

このキャンペーンは、前年度比5%とか3%とかの苦境に立たされている旅行業界との妥協の産物だったと思います。飲食店などの業界はまとまりが悪く、業界団体が政府や自治体に働きかけるということをあまりしてこなかった。そのため声が政治家に届きにくい。一方で、旅行業界はまとまっていて大きな政治力があった。だから、「Go Toトラベル」キャンペーンが実施されたということです。

新型コロナウイルス感染症の拡大を心配している人は、「なんでこんな時期に『Go Toトラベル』キャンペーンなんかやるんだ」「ひどいじゃないか」と思うでしょうが、さすがに旅行業界が壊滅的な状況になっていると何もしないわけにはいきません。

特に、北海道や沖縄県など観光が大きなウエイトを占める県や道はキャンペーンを否定することはできなかったようですし、どちらかというと歓迎する発言になっているのは、旅行業界から厳しく言われたからだと思います。

そして、新型コロナウイルス感染症対策も現在は徹底されています。青森県の居酒屋さんに行ったんですが、入口では手指のアルコール消毒と体温測定。店員さんは全員フェイスシールド。地方でもこのような状況になっています。十分すぎる感染対策と言っていいでしょう。

今回の「Go Toトラベル」キャンペーンで東京都は除外されてしまいましたが、東京都以外の人たちは自由に行き来しても誰にも文句を言われません。堂々と旅行してください。

そして、「THE★JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-」での新型コロナウイルス集団感染。僕もよく知っているアリコン(映画評論家の有村昆氏)が企画プロデュースをやっていました。

この問題についてですが、みなさんは舞台や演劇などをいっしょくたに考えていませんか。例えば、歌舞伎は舞台と席が離れていて、観客は基本的に静かにみています。「いよ、○○屋!」とか言う人(大向こう)も、だいたい舞台から一番遠い席にいます。それもマスクをしていれば問題ないと思います。

また、普通の小劇場などでの演劇もお客さんはほとんど静かに見ています。お客さんと出演者が交流するのは、知り合いが出ていて楽屋に挨拶に行く場合や、お客さんが帰るときに出演者がお見送りをする場合などです。ただ、そういったことも最近は自粛しているので特に問題はなかったと思います。

しかし、今回のような“イケメン舞台系”はちょっと違います。こんなことを言うと、また文句を言われるかもしれませんが……。というのも、先日も「メイドカフェで集団感染」という報道があり、「メイドカフェは昼間のキャバクラみたいなものだろう」という話をしたら文句を言われました。現在やっているかどうかはわからないですけど、メイドカフェはマンツーマンの接客をするし、お客さんの前でケチャップでオムレツに絵を描いたりするサービスがあるし、一緒にチェキを撮ることもあるんです。

実は、これがもっとエスカレートしているのが“イケメン舞台系”です。アリコンがプロデュースした舞台でやっていたかどうかはわかりません。ただ、本格的な“イケメン舞台系”は、例えば10万円払うとキャストと2人きりでボックスの中に入れるとか、ハグされるとか、そういったシステムがあるんです。

本格的な“イケメン舞台系”は、ホストクラブに限りなく近いような状況にあるので、これを一般的な舞台と一緒にされて「危険だ」と思われるのは違うと思います。僕も一応、舞台の事業をやっているので、そこだけは言っておきたかった。

みんながソーシャルディスタンスを保っていれば、一般的な舞台の開催は問題ないと思いますので、みなさん頑張りましょう!

そういうことで、いってらっしゃい!

これは「ホリエモンチャンネル」を記事化したものです。
動画はこちらをご覧ください。