BLOG

河井夫妻が逮捕された買収事件は氷山の一角かもしれません

カテゴリー:
ホリエモンチャンネル, 堀江貴文

河井克行前法務大臣と、妻の河井案里参議院議員が(公職選挙法違反で東京地検特捜部に)逮捕されました。(今年3月に)広島地方検察庁が案里議員の秘書らを公職選挙法違反(買収)で起訴していたのですが、いよいよ本丸に捜査の手が入りました。

河井夫妻の容疑は買収です。地元議員にお金を渡したり、ウグイス嬢に過大な報酬を払ったりという典型的な買収事例。

僕は2005年の衆議院選挙に広島6区から立候補したことがありますが、当選しても落選しても検察や警察から狙われると思ったので、公職選挙法については細心の注意を払い、違反なしで選挙を終えることができました。

その時に、ある友人から「昔から議員をやっている人たちは、いまだにお金を渡しているよ」と聞きました。また、ウグイス嬢についても「地元の有力な女性がウグイス嬢の派遣もやっているらしい。そして、ウグイス嬢の報酬という名目でその女性にお金が渡り、票の取りまとめをしているらしい」と。これは形を変えた“買収”です。そういうことがいまだに行なわれているんです。

つまり、今回の河井夫妻の逮捕は、氷山の一角なんじゃないかと僕は思っています。

以前『検察庁法改正法案に抗議しますとか言ってる奴ら全員見ろ』(ホリエモンチャンネル)の動画で解説しましたが、検察は独任官庁です。ひとりの検察官が捜査、逮捕、起訴できます。

この事件の最初の踏み込み(案里議員秘書の逮捕)は広島地検によるものです。なぜ、東京地検特捜部が最初に動かなかったのか。それは、おそらく国会議員の中には同じようなことをやっている人がたくさんいて、東京地検特捜部はそれを見て見ぬふりをしてきたからではないでしょうか。中央に行けば行くほど政権に近づきます。「いちいち摘発していたら大変なことになるぞ」いう理由で動かなかったのかもしれません。

でも、広島地検にはそうした“空気が読めない”検察官がいて、河井夫妻の秘書を摘発し、有罪判決に持って行った。そのために、東京地検特捜部が動かざるをえなくなったというのが正直なところではないかと思います。

検察は独任官庁であるがために、地方の検察官が独自で捜査できる。これは検察のいい部分だと思います。もしかしたら、今後、芋づる式に他の議員も摘発されるかもしれません。

ということで、いってらっしゃい!

「ホリエモンチャンネル」を記事化したものです。
動画はこちらをご覧ください。