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「低用量ピルで女性の働き方改革」について説明します【東京改造計画】

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HIUコラム, ホリエモンチャンネル

低容量ピルを飲むことで月経前症候群の人たちを救うことができる

私の著書『東京改造計画』の中に「低容量ピルで女性の働き方改革」という項目があります。
この項目を見てたくさんの人から「女性の生理の苦しみを知らないのか」「ピルには副作用があるのを知らないのか」とお叱りの声をちょうだいしております。そこで、この件について簡単にお話ししたいと思います。

私は男性ですので、生理のつらさを身をもって体験したことはありません。ただ、女性が「何か言いにくそうな顔をしているな」とか、「昨日までにこやかにしていたのに突然、怒り出したぞ」という経験はたくさんあります。「なんでそんなことになるんだろう」と、長い間その理由がわかりませんでした。しかし、「予防医療普及協会」という活動の中で、医師から女性の生理や低容量ピルについて学ぶ機会がありました。

すると、「日本は低容量ピルについての話をすることがタブーになっている」しかも「先進国に比べて低容量ピルの普及率が非常に低い」ということがわかりました。それで『東京改造計画』の中に「低容量ピルで女性の働き方改革」という項目を入れることにしたのです。

低容量ピルを飲むことで、月経前症候群といって「イライラする」とか「家から出られなくて会社にいけない」という症状が出る人を救うことができるといいます。もちろん、すべての人に効くわけではないようですが、それでも救われる人は多いと思います。

一方で、低容量ピルを飲んでいると生理周期をコントロールできるため、「避妊をせずにセックスし放題」だとか、「ピルを飲んでいる人はアバズレだ」とか、そういうことを平気で言ってしまう人もいます。そのため、ピルを飲んでいることを隠したり、ピルを飲むことでそういうふうに言われるのではないかと悩む人が出てくるわけです。

さらにいうと、低容量ピルを飲むと血管の中に血栓といって血液の塊ができやすくなるという副作用があります。その副作用は多くの人に出るのではなく、まれに出るものですが、ゼロリスク症候群の人たちは「ピルを飲むと血栓ができる」「副作用があって大変だ」と騒ぎます。

だから、「ピル」という呼び方をやめてしまおうという動きもあります。ピルのことを「OC/LEP」などと言うのですが、そんなふうに呼び名を変えなければいけないくらい日本はピルについての悪評が広まっています。

生理の問題が女性の社会進出を妨げている

私は会社を経営していましたけれども、女性が「生理で休みます」ということを言いづらかった環境だったと思います。ですから、女性が会社を突然休むと男性社員たちは「なんだサボりか」みたいな話になりがちです。それは社会が女性の生理の問題、ピルの問題をずっと包み隠していたからだと思います。

女性が社会進出して仕事を頑張っているのに、生理のために重要な会議を休まざるをえないことを会社側は「サボりなんじゃないか」「気合がたりないんじゃないか」とディスったりするのでは女性がかわいそうです。

そこで私は、日本において生理の問題が女性の社会進出を妨げている要因のひとつなのではないかと結論づけました。そして、社会の理解が進めば、そうしたこともなくなるのではないかと思い項目のひとつとして取り上げたのです。

これを機会に男性も女性の大変さを知って、女性の社会進出の手助けや後押しができればという思いがあります。詳しくは『東京改造計画』の中で書いておりますので、ぜひ、お読みください。

では、いってらっしゃい!

これは「ホリエモンチャンネル」を記事化したものです。

動画はこちらをご覧ください。