NewsPicksの記事(「練習でできないことは試合でできない」日本スポーツの致命的迷信)に対して、ホリエモンが下記のコメントを寄せた。
正直みんな練習しすぎだよね。日本人は。おれもぜんぜん練習せずにアイアンマンレースでたらびっくりされたし 「練習でできないことは試合でできない」日本スポーツの致命的迷信 – https://t.co/txVQ6UM1Ks
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 22, 2015
引用元記事では「練習のし過ぎで、本番に力を発揮できない」と日本人アスリートの印象が語られていた。ホリエモンもこれに同調し「みんな練習しすぎ」と、日本人は練習自体を過度に重視しすぎていると意見を述べた。
スポーツ以外にも通じる、練習重視の風潮
大切なのは「練習」や「準備」の先にある、「本番」や「実際にやってみること」である。練習を重視しすぎて本番が疎かになるのは本末転倒だ。
例えば、起業にもよく「準備」を大切にする人がいるが、ホリエモンは常々この考え方を否定している。
日本人って店開いたり起業したりする時に完璧に準備した「気」にならないとダメな人多いよね。あくまでも「気」なんだから、失敗する奴はどうせ失敗するんだからさっさと始めりゃいいのにダラダラと「修行」するもんだから短い人生を無駄遣いしてせいぜい一つの事すら成し遂げられない笑
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 10, 2015
もちろん準備不足が一因となって失敗に終わるケースもあるだろう。しかしそれよりも、貴重な時間を浪費して、本番に臨めないことの方が損失が大きい。「いち早く挑戦すること」にホリエモンは何よりも価値を見出しているようだ。
失敗したのもあるし上手く行ってるのもある。ファーストペンギンは得てして血塗れになるものだよ。 RT @taigaatsushi: @takapon_jp ろくに準備せずに適当に始めるから、あなたの事業は失敗しまくったんじゃないですかね?
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) November 10, 2015
これは例えば資格の話にも通じる。先日の『ホリエモンが語る「”資格”不要論」小泉進次郎氏にも苦言』という記事に対して、ホリエモンが寄せたコメントがこちら。
なんというかまずMBAみたいな勉強とか学位的なものから入る人が大半という流れを変えることで世の中がスピードアップするっていう考え方なんだけどね。日本人は準備とか練習好きだからやっぱりこういうと批判が出まくりますね。
ここでも根底にあるのは「多くの人は、準備や練習に時間を浪費しすぎている」という問題意識だ。例え失敗に終わったとしても、いち早く挑戦することによって得られるものがある。
スポーツ、起業、資格など様々な事柄に通じる問題を、ホリエモンは訴え続けている。
▼参考記事
ホリエモンが語る「“資格”不要論」小泉進次郎氏にも苦言
http://goo.gl/N60BJh
ホリエモン「大事なものが欠けているのはお前らの脳だと思うよ」寿司屋の修行重視の考え方を一蹴
http://goo.gl/PJh8SU
【Q&Aアーカイブ】ニートは今すぐ起業しろ!? ホリエモンが語る、真面目な人が成功しないワケ/堀江貴文のQ&A vol.531〜ニートは起業に向いている!?〜
http://goo.gl/f2siar