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ホリエモン×ひろゆき、日露平和条約前進というが、北方領土は返還されるのか?

カテゴリー:
堀江貴文, 社会

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「北方領土返還」について。

日露平和条約前進というが、北方領土は返還されるのか?

(イラスト:西アズナブル)

ホリ 北方領土問題だけど、安倍晋三首相は「北方四島のうち色丹島と歯舞群島の引き渡しを確約できれば、ロシアとの日露平和条約を締結する方向で検討に入った」という話もあるらしい。

ひろ そもそもなんですけど、なんで「北方領土問題を解決する」とか言っちゃうんすかね? 民主党政権時代に鳩山友紀夫元首相が言った「(米軍基地の移設先は)最低でも県外」とかもですけど、外国が絡むものって、日本で一番偉いからといって思い通りにならないわけで。

ホリ んー、安倍首相にも勝算があるってことかね?

ひろ でも、話をして解決するぐらいだったら、すでに誰かが解決していると思うんですよ。で、それでも「自分だけが解決できる」と信じているパターンって、本人が歴史上一番優秀だという自信がある場合か、相手国が歴史上一番弱っている場合ですよね。

ホリ まあ、自民党の選挙対策ってのもあるんじゃない? 今年は参議院選挙や統一地方選挙も控えているわけだし。

ひろ だったら、無理なことをできるとか言わないで、国内問題とか自分の権力でできることを約束すればいいのに。

ホリ でもさ、もともとそういうのを約束して選挙で勝ってきたきたわけじゃん。

ひろ あと北方領土も最初から「まず2島」って言っていれば、まだ〝成果〟と言えますけど、4島と言っておいて2島だけだと、失敗したようにしか思えないんですよね。

ホリ そもそも、その話って鈴木宗男さんが昔から言ってたことだからね。今さら感はあるよ。

ひろ ロシア的には太平洋に不凍港が欲しいっていう軍事的な思惑があるんでしょうけど。

ホリ 俺、これを言うと炎上するかもしれないけど、「そこまで領土に固執する意味がわからん」っていう感じはあるよ。

ひろ まあ、北方四島にはすでにロシア人が住んでいるわけですが、「住んでいるから、あげちゃえ」が成立すると、竹島も韓国の人が駐留してるのであげちゃうことになっちゃいますからね。んで、国際社会的には「歴史的に正しいかどうか」というのは、そんなに重要でもないようです。

ホリ もしそうだとしたら「ロシアはなんでクリミア半島を押さえているのか?」「チベットは、なんで中国?」とかツッコミどころがたくさんあるしね。

ひろ ただ、本質的には領土と領海は広いに越したことはないのは確かだし、人口も多いに越したことないのも事実なわけで。なので、すげー儲かったりするわけじゃないけど、日本の国土のほうがいいよねって話がベースになっていると思うんですよ。あとは、もともと北方領土に住んでいた人が、先祖の墓参りに行きたいけど高齢になっちゃう問題とか? でも、あれってホントかなって思うんです。

ホリ ん? どういうこと?

ひろ 本当に行きたいんだったら、ロシアのビザを取得すれば行けますよね。「日本の領土なんだから、ロシアのビザなんか取らないで行きたい」という、一種の政治的な争いの材料になっているだけなんですよ。

ホリ まあ、そうだね。

ひろ 小学生の頃から「北方領土返還」という言葉を聞いていたんですけど、日本語で日本人に向かって言ってなんの意味があるんだろうって疑問だったんです。んで「ロシアに文句言ったら返ってくる」なんて単純なモノじゃないことぐらいは小学生でもわかりますから、結局のところ北方領土問題は国内の政治問題なんですよね。

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