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ホリエモン×ひろゆき「死刑って雰囲気で決まる部分がある」オウム事件死刑執行を語る

カテゴリー:
社会, 裁判関連

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「死刑」について。

オウム真理教元教団幹部ら7人の死刑執行で思ったこと

(イラスト:西アズナブル)

ホリ 俺は死刑反対派なんだけど、オウム事件に関連した死刑が執行されたよね。

ひろ 死刑執行後に、それまで表沙汰になっていなかった「女性信者殺害事件」があったという記事が出ましたよね。他にもあるかもしれないですし、似たようなことが起きないとは言い切れないので、弟子がなぜそこまで信じてしまったのかとか、きちんと調べたほうがいいんじゃないかと思ったんですけどね。

ホリ もちろん、その方向で動いていたんだろうけど、なかには貝になって何も話さなかった人もいたようだからね。

ひろ 弟子たちは話が通じそうだったので、死刑にするより無期懲役にして、多少コストが増えたとしても、未来の大事件を防ぐような情報を得たほうが賢い気がするんですけどね。

ホリ だね。今回の件で、死刑制度の是非があらためて議論されてるみたいだけど、やっぱり俺、死刑は反対だわ。冤罪が100%ないとは言い切れないからね。オウム事件は別として、死刑って雰囲気で決まる部分があるでしょ。

ひろ 無期懲役と死刑のラインって微妙ですもんね。それに、なかにはきちんと立証できていないケースもある。例えば「和歌山カレー事件」の林眞須美死刑囚に死刑判決が出ましたけど、明確な物的証拠はないようです。それに京都大学大学院の教授が鑑定結果を分析したら、犯行に使用したとされる紙コップについていたヒ素と林死刑囚の家にあったヒ素は同一とはいえないって話ですからね。

ホリ 本当に危険だよね。もし冤罪なのに死刑にしてしまったら、取り返しがつかないことになる。

ひろ もちろん、林死刑囚が犯人である可能性は十二分にあるんですけど、絶対に犯人であるって証拠がない状態で死刑だけ確定しちゃっているのはいかがなものかと。

ホリ しかし、オウムの事件を見て思うのは、やっぱり「モテない人の執念」みたいなのが大きく影響しているんだなということ。

ひろ と言いますと?

ホリ 信者には、高学歴で優秀な人が多かったけどモテなかった。「自分は優秀なのになんでモテないんだ?」と思っている人たちを積極的に勧誘することで信者を増やしたんだと思う。

ひろ 統一教会の合同結婚式とかもですけど、恋愛と宗教を絡めるのは新興宗教ではよくある手ですよね。有名大学には新興宗教がこっそりやっているヘンなサークルがあったりしたんですよ。オウムも「日本印度化計画」とか「マイブーム研究会」とか偽装サークルを何個も作ってたみたいです。

ホリ すげえな。

ひろ 友達が多かったり彼女がいたりするとサークル活動なんて二の次だし、まして、よくわからんところには入らないっすからね。

ホリ そりゃそうだ(笑)。

ひろ 彼らは「自分は優秀なのに」というロジックですけど、頭がいいのとテストで良い点を取るのって、別のことですよね。

ホリ そうだね。多くの人が誤解しているけど。

ひろ 例えば、高校3年生に「スマホを使っていい」という条件でセンター試験を受けさせたら高得点を取れちゃうわけです。つまり、高学歴だと思っている人の学力って「スマホがあれば済む」ぐらいのこと。テストの勉強ができたからって頭がいいわけでもないし、人間として優れてるわけでもない。それなのに「こんなにすごい俺が評価されないのはおかしい」とか、妙な思考になっちゃうんすよね。

 

・・・この続きは、現在発売中の「週刊プレイボーイ」でお楽しみください

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