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ホリエモン×ひろゆき、「“孤独”は、これから社会問題になる危険性がある」

カテゴリー:
社会

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「新幹線内での殺害事件」について。

新幹線内での殺害事件。根本にあるのは「孤独」の問題か

(イラスト:西アズナブル)

ホリ 6月9日に東海道新幹線「のぞみ」の車内で、男性が殺害された事件があったよね。犯人は自称・無職の男。殺害の動機は「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」と言ってるらしい……。

ひろ 犯人は周囲に対して「自分は価値のない人間だ。自由に生きたい。それが許されないのなら死にたい」と言っていたみたいですね。これって、2号前のこの連載で触れた高齢受刑者が増えている話と共通すると思うんですよ。

ホリ 行き場をなくした孤独な高齢者が刑務所に集まっているって話だよね。んで、「孤独」というのは、これから社会問題になる危険性があると。

ひろ 今回の犯人って、「社会にまったく期待しない人が出てきてしまう」っていう典型例なのかなと思います。ちなみに、この事件に関連して、僕が10年くらい前にブログで書いた「無敵の人」というのが掘り返されて1万6000いいねとかされてるんですよね。無敵の人というのは、「失うものが何も無い人間」ってことなんですけど「社会的な信用が失墜することを恐れない」「財産も職も失わない」「犯罪を起こして一般人を巻き込むことになんの躊躇もしない」人ってことです。

ホリ この犯人は、まさに無敵の人だね。彼が「自分は価値のない人間だ」と言っているのを見ると、将来への絶望感しかなかったんだと思う。んで、彼は「出所したらまた同じことをやる」って言っているみたいで……。

ひろ 社会は前科者により厳しく当ってくるわけで、そうなると同じことを繰り返す可能性が高いってのは、想像するに難くない気がしますね。

ホリ うん。刑務所に戻りたいって考える人が多くいるってことと共通する部分はあるよね。

ひろ シャバになにも期待していない。むしろ悪意を抱いている。そういう人が年々増えているのは、先進国の流れですよね。海外だと、社会の中で孤独化する人は移民が多いんですけど、日本の場合は、移民じゃなくて日本人が表面に出てきますよね。そんな状況で政府は、外国人労働者を50万人入れるとか言っちゃってるので、それってどうなのと思いますけど。

ホリ 海外では移民が孤独化しているけど、日本でも近い将来似たようなことが起きるってことか。

ひろ 移民や外国人労働者は言葉が通じづらいし、血縁も知り合いもいなくて、低賃金の仕事がメイン。それって孤独化する可能性がめっちゃ高いですよね。実際に、フランスで事件を起こすのは移民の子孫が多いんですよ。移民第一世代は自分で決めて来ているので、上手くいかなくても社会の問題ではなく自分の問題として受け止められる。でも、二世代以降だと、この国で生まれ育ってるのに「差別される」「家が貧乏」「親戚もいない」みたいな八方ふさがりの状況だったりしますから。

ホリ なるほどね。

ひろ フランスみたいな国は、そうやってやらかしてきた過去があって、それをちょっとずつ変えようとしていたりします。でも、日本はそれを周回遅れでやり始めて、同じトラブルに向けて突き進んでるように見えるんですよね。

・・・(この続きは、現在発売中の「週刊プレイボーイ」でお楽しみください)

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