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ホリエモン×ひろゆき、優秀じゃない子は働かなくていい!?

カテゴリー:
教育, 社会

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「成人」について。

結婚、成人が18歳になったけど、教育は18歳まで必要かを考える

(イラスト:西アズナブル)

ホリ 成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案が閣議決定されたね。成立すれば、結婚年齢も男女とも18歳に統一される。

ひろ 選挙権年齢はすでに20歳以上から18歳以上に引き下げられていますし、少年法も引き下げられるんじゃないですかね。

ホリ うん。少年法も変わってくるんじゃないかな。

ひろ で、最近は高校までは無償化にする動きもありますけど、これは遠まわしに「高校を卒業したら自分の責任で稼いで暮らせ」ってことですよね。でも、国の方針として、これは間違っている気がするんですよ。

ホリ なんで?

ひろ 学歴と収入って、ほぼ比例してるじゃないすか。訓練や準備が不十分な人を社会に放り出しても、ひとりで生きていく分のお金すら稼げない人が増えるだけだと思うんです。

ホリ てか、それ以前にオワコン化している既存の学校教育だったら意味なくない? 本当は中学生くらいでも社会に出て大人と対等に働けると思うんだけど……。

ひろ 優秀な子はそうだと思うんですけど、優秀じゃない子がどれくらい稼げるようになるかが重要な気がするんです。頑張って働いても食べていけない人を補助する仕組みは大事だと思うのですが、最初から食べていけない人を量産するのは違うのかなと。

ホリ そういう人は無理して働かなくていいと思う。ベーシックインカムで最低限の生活費をあげて、大人しくしてもらう方が世の中のためだよ。無理に働かせるためにかかるコストの方が、その人が生み出す富よりも大きいでしょ。

ひろ でも、本来はすげー才能があるかもしれない人が、働かないのが当たり前の価値観のせいで埋もれちゃうリスクもありますよね。なので「働くのは当たり前だよね。でも、最低限は国が保証するよ」という価値観のほうが、自分で生きていく分だけでも稼げる人が増えると思うんですよ。

ホリ 俺はそういう人が多いとは思えないから、働かなくていいというイメージを植えつける派。埋もれていくやつは「不運だった」ってことでいいんじゃないの?

ひろ 埋もれるのが起業家ぐらいだったら他にもボコボコ生まれてくるので「不運」でもいいですけど、例えばイチロー選手とかノーベル賞を受賞した山中伸弥教授クラスの人が埋もれるのって、国家的な損失だと思います。

ホリ ミクロで見たらそうかもしれないけど、社会全体からすれば無視できる程度だと思うよ。これまでも、同じように才能あふれた人たちが埋もれたままだったと思うし。全部拾おうと思うと社会全体としてはムダなことをしがち。

ひろ たしかに、すでにイチロー的な人が埋もれているかもしれないですね。ただ「教育を受けるのがムダである」とか「受けなくても問題なくね?」と考えるのは違うと思うんです。

ホリ んー、でも今はスマホとかはみんな持っているわけだから、優秀な子は勝手に自主学習すると思うよ。学校に行かなくてもネット上に教材となるコンテンツは山のようにあるわけで。スマホとネットがあれば、いくらでも〝勉強〟できるわけじゃん。

ひろ 「優秀な子は放っておいて良い」というのは同意です。ぶっちゃけ、自分の力だけで東京大学に合格できるような子なら、そもそも東大に行かなくても十分やっていけるでしょうし。でも、優秀かどうかわからない子が、とりあえず勉強する中で興味が生まれたり、才能が発見されたりってのもあると思うんですよ。なので、教育って優秀だと思われていない子のためのものだと思います。

 

・・・この続きは、現在は現在発売中の「週刊プレイボーイ」でお楽しみください

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