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ホリエモン×ひろゆき、保育士問題を総括「仕組みをガラッと変えるしかない」

カテゴリー:
社会

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「保育士の給料問題」について。

炎上した「保育士の給料」問題。本当に言いたかったこととは……。

ひろ 堀江さん、またツイッターで炎上しているみたいですね。……って、このやり取り、もう何回目になるのかと(笑)。

ホリ そうそう、「『なんで保育士の給料は低いと思う?』低賃金で負の循環」という朝日新聞のネット記事に「誰でもできる仕事だからです」って答えたら、かなり炎上したんだけど、それって本当のことじゃない?

ひろ 確かに。もし知り合いが「保育士になりたいし、高い給料をもらいたい」と言っていたら、「どっちかは諦めたほうがいい」ってアドバイスしますからね。保育士のように国から補助金をもらっている業界って、いくら個人が努力しても、他の民間の会社のように昇給しないってのは事実ですよね。

ホリ 公務員もそう。

ひろ ええ。「地方公務員になって、年収3000万円もらいたいです」とか言っても「不可能だよね」と言われて終わり。だから、高給を期待する人は、そもそも保育士を目指さないほうがいいと思うんですよ。私立の保育園のオーナーとかでもない限りは、昇給していく仕事ではありませんから。

ホリ 給料を上げるなら仕組みをガラッと変えるしかないよね。

ひろ そうですね。例えば、ものすごく保育代は高いけれど、やたらいろんな英才教育をしてくれるとか。これなら給料が高い保育士も不可能ではないと思います。

ホリ そもそも、保育って家庭内で行なわれていたことじゃん。

ひろ そうですね。だから保育って〝(やる気になれば)誰でもできる行為〟ですよね。なかには「子どもがめちゃめちゃ嫌いだから無理」という人がいるかもしれませんが、日本人の50%以上はできると思います。んで、資格を持っている人のほうが、質が高いのは事実ですけど、そこまでの質がなくてもある程度はできるわけです。

ホリ 結局、報酬というのは希少価値で決まるんだよね。

ひろ この手の批判って話がごっちゃにされがちなんですよね。「多くの人ができる作業」と「苦労の多い作業」ってまったく別の話だと思うんですよ。例えば、拘置所で死刑を執行するボタンを押す仕事って、ものすごくキツいと思います。でも「できるかどうか?」と言えば、ボタンを押すだけならほとんどの人が可能です。極端な話、小学生でもできるわけで。

ホリ いまだに「苦労が多ければ高い給料をもらって当たり前」みたいな風潮があるってことかもね。

ひろ 保育士って大変な仕事ですけど、それと実際の給料は別ですからね。例えば、ソーシャルゲーム業界の従業員が30%ぐらい突然辞めても、社会はまったく困らないですけど、消防士とか警察官が30%辞めるとかなり困りますよね。

ホリ だいぶ困るよね。

ひろ んで、ソシャゲー業界では、20代で年収1000万円もらい人とかわりといますけど、20代の消防士や警察官で年収1000万円ってほとんどいないんじゃないですか。んじゃ、いなくなると困る仕事だから、20代の消防士や警察官の年収をみんな1000万円にできるかというと難しいですよね。それをやったら社会が回らなくなっちゃいます。

・・・この続きは、現在発売中の『週刊プレイボーイ』でお楽しみください

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http://weblog.horiemon.com/100blog/45087/

イラスト= 西アズナブル

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