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ホリエモン×ひろゆき、外食産業の給料は「低給の我慢比べ」

カテゴリー:
生活関連, 社会, 食べ物・飲み物

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「飲食店の労働問題」について。

定年後も働き続けることが普通!? そんな時代に重要なこととは?

ひろ 現在、日本の人口は減少中で、2050年には1億人を割り込むと予想されています。んで、少子高齢化が進んでいって、これからは定年を迎えても引退できない時代になるともいわれています。

ホリ 化粧品・健康食品メーカーの「ファンケル」が65歳以上でも雇用を継続できる制度を設けたっていうニュースがあったよね。

ひろ 歳をとってからも働きたいという人は好きにすればいいと思うんですけど、同時にいろいろな問題も出てきますよね。ってのも、高齢者の雇用を増やすということは若者の失業率が上がることになりますから。で、いま人手が足りていない分野といえば、飲食業や建設業などの肉体労働系ですよね。

ホリ 長距離トラックの運転手も不足しているみたい。単純労働系やガテン系は、若い人が集まらないらしい。

ひろ その仕事を続けていたら給料が上がったり、一定の技術を手に入れられる業種なら、若い人がやってもいいと思うんですけど、そうじゃない仕事を続けるのは僕はどうかと思います。

ホリ 特に飲食業は大変みたいで、アルバイトも集まりにくいらしい。

ひろ 例えばヨーロッパだと外食の値段は高くて、お金持ちが行くものだったりします。なので、給料もそれなりに出るんですよね。

ホリ 欧米の外食はウェイターにチップが入るシステムだから、結構稼いでいる人もいる。だから、コミュニケーションスキルの高い人が喜んで働いているんだよ。そう考えると日本の飲食業の状況って、海外と比べたら特殊でもあるよね。

ひろ 日本の外食産業の給料って、めっちゃ安かったりしますよね。働いている人が低給の我慢比べをしているイメージです。

ホリ そうした日本の外食産業の削り合いは「規制が緩くて誰でも参入できるから」って理由がある。例えば、アルコール販売の免許はわりとすぐに出るし、飲食店の開業も講習を受けて食品衛生責任者の届け出をすればいい。炭火とかも簡単に使えるし、深夜営業も全然OKじゃん。ほんと世界一緩いよ。

ひろ で、削り合いの結果、資本力のある大手企業しか残らなくなっていたりしますよね。どこに行っても、同じ店しかないというアメリカのロードサイド化が進んじゃってますし。

ホリ んー、そこはちょっと違うかな。食べログとかで美味しいお店が見つけられるようになったから、クオリティ高い個人経営の店は人気が出ているよ。んで、ファミリービジネスだったりすると、ブラック労働だったりしても問題にならないし。

ひろ 個人経営のお店は、自分や家族の人件費をゼロで計算している気がするんですけど。

ホリ さすがにゼロではないけどブラックのレベルではある。それこそ大手チェーン店なんかがやっていたらすぐに叩かれるレベル。でも、個人経営の飲食店を規制できないからね。

ひろ 値上げすれば人を雇ったり、給料を上げることはできますけど、「お客さんに悪いから」という理由で値上げしないとか結構あるあるですよね。すごい行列ができている店とかでもそうですし。

ホリ ラーメン店とかその典型だよね。客が来なくなるのが怖いから値上げできないらしい。

ひろ 僕的には、値上げしてもらって行列を解消してくれたほうがよっぽど嬉しいんですけどね。

・・・この続きは、4/24(月)発売の「週刊プレイボーイ」でお楽しみください

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