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ホリエモン×ひろゆき、WELQ問題は「日本の雇用システムの不具合で起きた面もある」

カテゴリー:
メディア出演, 堀江貴文

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「WELQ問題の会見」について。

「WELQ問題」でDeNAが会見、本当は何がいけなかったのか?

(イラスト:西アズナブル)

ホリ 昨年末に起きた「WELQ問題」(DeNAが運営していた健康・医療系のキュレーションサイト「WELQ」で不正確な記事や著作権無視の転用が見つかった問題)に進展があったね。DeNAは、第三者委員会から「最大で2万本を超える記事に著作権侵害の可能性があった」と指摘されたと発表をした。

ひろ 僕の想像ですけど、WELQ問題の背景には経営陣が「利益を出さないといけない!」と必死になっていたことがあると思うんですよ。そもそもDeNAって、ネットオークションサービスからスタートして携帯電話専用のオークションサービス「モバオク」を出して、そのあとにゲームでヒットするんですよね。

ホリ そのヒットしたのが「モバゲー」ね。

ひろ ええ。で、「横浜DeNAベイスターズ」を大成功させたんですけど、だんだんとゲーム事業の成長に陰りが見えてきた。とはいえ、DeNAは上場企業。利益を上げ続けないといけないわけで、そこで目をつけたのがキュレーションメディアだった。

ホリ 要は、ゲーム以外の新しい収益の柱を確保しようとしてキュレーションメディアに手を出した。

ひろ 創業者の南場智子さんって、「マッキンゼー」という外資系コンサル出身で優秀な経営者なんですけど、新しい事業を作り出す独創力はそこまで強くなかった。

ホリ たしかにモバイルゲームやソーシャルゲームもDeNAがパイオニアではないからね。

ひろ でも、勢いがある市場に後から参入して、ち密な計算と努力と資本力で利益を上げていくのは得意なんです。どちらかというと「二匹目のどじょう」狙いの会社ってことですね。んで、そんな創業者の南場さんが、2011年に家庭の事情で社長の座から退く。

ホリ そこで後任社長になったのが当時COO(最高執行責任者)だった守安功さん。

ひろ 既存のモバイルゲームを安定飛行させるだけだったら、守安さんの力で十分だったと思うんですよ。でも、何か新しい事業を始めないとだんだんと疲弊していくしかない状況だった。さらにエンジニアの高い人件費が追い打ちをかけた。

ホリ ソーシャルゲームが大ブームになっていた頃の優秀なエンジニアの争奪戦は記憶に新しいよね。「新卒で年収1000万円」とかがかなり話題になってし。

ひろ エンジニアの給料がやたらと高いことはIT業界内でも有名な話ですからね。そんで、モバイルゲームがヒットしているときは人件費が高くても問題なかったんですけど、成長が止まると高い人件費が足かせになる。

ホリ そうすると、新しい事業で利益を上げるしかない。

ひろ そういうジレンマに陥っていたんです。エンジニアの人件費で会社としてのコストが高いので、既存事業をもとに成長し続けるか、高利益の事業を見つけないと長期的にはもたない。でも、ゲーム事業の成長は止まりつつある。だから利益率が高いけど法律と道徳的にちょっと微妙な事業にも手を出さざるを得なかったと思うんです。これがWELQ問題の原因なのかなと。でも、この問題って日本の雇用システムの不具合で起きた面もあるのかなとも思っています。

ホリ 解雇しづらいってこと?

・・・この続きは、現在発売中の『週刊プレイボーイ』でお楽しみください

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