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ホリエモン「技術がいくら進歩しても防げない犯罪はある」

カテゴリー:
メディア出演, 堀江貴文, 漫画・書評

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは「相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件」について。

ホリ 技術がいくら進歩しても防げない犯罪ってあるよね。神奈川県相模原市の障害者施設で起きた戦後最大級と言われる殺傷事件なんかまさにそれ。ああいった事件を完全に防ぐのは難しいと思う。

ひろ それには僕も同感ですけど、世間的には違う反応もあるみたいですね。ってのも、容疑者は衆院議長宛てに犯行計画を細かく記した手紙を手渡そうとしたりしていたので、「兆候はあったんだから、事前に防げただろ」とか言う人もいるみたいですよ。

ホリ よくわかんないけど、その頃って、容疑者は措置入院(知事などの権限による強制入院)とかしてたんでしょ?

ひろ そうなんですけど、今年の3月には退院していたので「何で退院させたんだ!」っていう意見もあるらしいんですよ。

ホリ 「何で退院させたんだ」っていっても、容疑者をずっと入院させておくことは、現実的に無理なわけじゃん。

ひろ ええ。それに、例えば7月下旬にフランスの教会でテロがあったんですけど、その犯人のうちひとりは警察の監視リストに入っていて、監視ブレスレットもつけられていたんですよ。それでもテロは防げなかった。

ホリ あと、容疑者は、その施設で働いてたっていうじゃん。ということはセキュリティ上の情報も知ってただろうし、職員が手薄になる時間や侵入しやすい経路も知ってるはずだよね。

ひろ 内部の人間による犯行を防げる組織なんて世の中にはほとんどないですからね。

ホリ うん。

ひろ 凶器に使われたとされる包丁やナイフも怪しまれない範囲で手に入れられるわけですし、準備にもさほど時間がかからない。仮にターゲットが総理大臣とかだったら警察側も防ぎようはありますけど、誰でもいいってタイプの犯罪者を事前に防ぐのは、自由主義の国では難しいんですよ。

ホリ あと、この容疑者は衆院議長に宛てた手紙のなかで、事件後には「心神喪失による無罪」という要望を出しているけど、さすがにそれは無理だろうね。

ひろ その衆院議長宛ての手紙には、「第三次世界大戦を未然に防ぐことができる」とか書かれていて、容疑者の精神的な状態がどう判断されるのかが話題になっているようですけど、精神的なことって、例えば血液検査の結果みたいに客観的な指標があるわけではないですよね。明確なラインがあるわけではないので、担当する医師によって見解が違ったりすると思います。

ホリ でも、今回の容疑者にはかなり厳しい判決が出るんじゃない?

ひろ 実際にはそうかもしれませんね。フランスやアメリカでISの構成員を自称するテロリストたちにも通院歴や抗うつ剤の服用経験があったなんて話も聞きますが、それで「無罪」とはならないですしね。今の社会的な風潮としては、メンタル的に病んでいたとしても、社会に一定の害悪を与えたら刑罰が下されるっていう感じなのかなと思います。

・・・この続きは、現在発売中の『週刊プレイボーイ』でお楽しみください

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