政治資金を巡る疑惑が次々と浮上している舛添都知事。20日生出演したTOKYO MX『5時に夢中』内で、この一件に対しホリエモンが持論を展開した。
感情論と、損得勘定は別
疑惑の感想を求められると「そもそも東京都全体の予算からしたら大した金額ではない」「感情論と、損得勘定は別」と語ったホリエモン。
舛添さんの倫理的問題は兎も角、損得勘定で言えば彼が無駄遣いした金額なんて誤差みたいなもん。続投すべき。いちいち辞任してたらエンドレスだよ。清貧だけど無能みたいなのが都知事になるのが一番の悲劇 / 舛添知…
舛添知事、辞任は… https://t.co/P232XBhkzk— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 20, 2016
批判している人は、実際の損得勘定よりも、感情論で許せない気持ちが大きくなってしまっている。彼らはもし都知事が変わったとしても、同じように感情論で叩き続けるだろうと語った。
もしこれで舛添氏が辞任することになれば「衆愚政治に陥って、東京都政は100%悪くなると思う」と警鐘を鳴らしたホリエモン。「彼より良い人が都知事になればいいが、僕はそうならない確率の方が高いと思う。それならまだ舛添さんに続けてもらった方がいい」と理由を語った。
ぐわ〜それは嫌だなあ。特に山本太郎
RT @kazu_fujisawa: 舛添さんをフルボッコして、50億円かけて選挙やって、つぎの都知事は、反原発で名を馳せた山本太郎さんとか、人気実力ともに申し分ないそのまんま東さんとか、元内閣総理大臣の鳩山由紀夫さんとかになるんでしょ?— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 16, 2016
というわけでフルボッコにされても舛添さんやめないで下さい
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 16, 2016
今回の疑惑に関しては、私的利用が違反にならない制度も問題では?と振られると「僕はそこまで大きな問題ではないと思ってますけどね」とコメント。
「政治家も票が欲しいから、庶民のこういった感情的な意見に寄り添ってしまう。良い法律や制度も、感情論の方にドンドン行ってしまう。政治家も自分で自分の首を締めている。当選したいとか短期的な利益は捨てて、我が道を突き通すべき。石原慎太郎さんだって、叩かれてたけど毅然としていた」と持論を展開した。
出張や公用車使用に関する現行制度の良し悪しは兎も角、庶民の感情論が政治に悪影響を与えつつある現状にホリエモンは危機感を抱いている。
▼関連記事
ホリエモン「ここまで叩く必要はない」舛添氏の出張費問題にコメント
http://goo.gl/xirVqy
ホリエモン、舛添氏の出張費問題にコメント「相応のセキュリティが必要」「Airbnbで泊まるわけにもいかんでしょう」
http://goo.gl/ltU5QE
なぜ感情論は危険なのかーーホリエモン、ビートたけしの「射殺しろ」発言に苦言「行き詰まる社会を作る」
http://goo.gl/7CjSCM
「感情論が再犯率を上げている」ホリエモンが“前科者非難”に反論
http://goo.gl/AyHlCH