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【新刊チラ読み】ホリエモン「ビジネスを所有しているかどうかは、どうでもいい」

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出所から2年半の間に、28カ国58都市を訪れたホリエモン。急成長し続けるアジア諸国、停滞・成熟する欧米などを巡りながら、この日本という国で僕たちがどう生きればいいのか、ホリエモンは考えた。

新刊『僕はどこにでも行ける』発売に先駆け、少しだけ内容を先行公開!

買収よりバイアウトという言葉が適切だ

いまの日本人は傾向的に、保守化が進んでいる。成熟した先進国が保守化していくのは、歴史の過程で、必然の現象だ。経済的にも文化的にも、いったん「上がり」を経験した揺り戻しなのだろう。

それは世代単位の時間をかけて、やがて解消していくと思う。新しいものは、時間が経てばいずれ理解されて、受け入れられる。
だが、IT革命以後のグローバル社会において、自然解消を待つのでは遅すぎる。ひとつ新しいものを受け入れている間に、他のアジアの周辺国は3つも4つも、場合によっては10個ぐらい、先に取り入れてしまっている。グローバル社会では、「新しい試みは避ける」「現状をキープしたい」という保守の特性は、不利だ。

例えば先日、僕のオンラインサロンの法人会員の方にコンサルタンティングした。
その人は一度、会社を潰している。聞いてみると、過去に手がけたネット広告システムがスマッシュヒットして、楽天が会社ごと買収を提案してきたという。そのときバイアウトされていれば会社は潰れなかったのに、彼は断った。

いわく「買収されるって、世間的にイメージが悪いから」なのだと。つまり世間的には逃げというか、負けを受け入れるという判断だと、とらえている。結局リーマン・ショックが起きて発注が大幅に減り、負債を抱えこんで、会社を畳んでしまった。

買収は全然、いいことだ。「買収」という言葉がいけない。「バイアウト」という言葉が浸透してほしい。買収には、「会社を乗っ取られる」というネガティブなイメージがついてしまった。できれば買収は避けるべきという、間違った印象のせいで、彼のように大損害を被るビジネスパーソンが、けっこういる。

ビジネスとは、仕事を生涯、自分のものに鎖づけておくものではない。ビジネスで何をしたいのか。また社会にとって、何が求められているのか、最良の選択を採っていくことがビジネスの本質だ。ビジネスを所有しているかどうかは、どうでもいい。そもそも所有という概念自体が幻想なのだが……。

高く買ってくれるというなら、それだけの価値で求められているのだから、本当のビジネスパーソンなら売り渡す選択を考えないといけない。高値で買ってもらえたら、その利益でまた別の新しいビジネスにも投資できる。

それは外国人に買われるのだって、結構なはずだ。日本だけでなく外国との新しい商用ルートが開く。結果的に、日本の雇用捻出の刺激になるはずだ。儲からない会社をいつまでも売りしぶり、社員をリストラしたり、給料遅配したりすることの方が、よほど日本人を苦しめてしまう。

買いたい人がいて、いい値段をつけてくれれば、売る。これがビジネスの基本だ。
むしろ「バイアウトされておめでとう!」というのが、正しいはずだ。

でも、多くの日本人は、「会社を買われる」=「よくないこと」という思いこみから、逃れられていない。

 

・・・続きは先行連載中のcakesにてお楽しみください!

「 買収」より「バイアウト」という言葉で考えよう
https://cakes.mu/posts/12418

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