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ホリエモンが感じる、SMAP騒動とライブドア事件の共通点

カテゴリー:
マスコミ批評, 堀江貴文, 社会

連日芸能界を賑わせているSMAP解散騒動。ホリエモンは「男性アイドルの世界で圧倒的な影響力を持つジャニーズ事務所が変化することは、業界再編のきっかけになるかもしれない。」自身のメールマガジンでもコメントしていたが、現在はジャニーズ事務所所属のまま活動を継続する方向で事態は収束しつつある。

21日に生配信した自身のネット番組『【古市憲寿×堀江貴文】居酒屋ホリエモンチャンネル〜社会学編〜』でも、この一件にコメント。結局は芸能界の古い体制を打破するまで至らなかった今回の顛末に、自身の過去を重ねているようだ。

旧態依然メディアの「強力タッグ」

番組内で「芸能事務所・テレビ局が強力タッグを組んだ今回のSMAP騒動は、当時のライブドア事件と同じ構造」と語ったホリエモン。

ホリエモンの場合は「2004年の6月から2005年の1月くらいまで(プロ野球球団買収騒動の頃)は、メディアの論調はかなり僕寄りだった」という。フジテレビとの関係も良好で、ホリエモンをモデルにしたドラマまで制作・放送されていたほどだ。(「恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜」奇しくも主演はSMAPの草なぎ剛氏であった)

しかし、ライブドアのニッポン放送株大量取得をきっかけに事態は一変。フジテレビのみならず、ほとんどのテレビ局が一斉に“手のひら返し”で、ホリエモンに批判的な論調の報道を展開した。結局フジテレビとライブドアは和解、ホリエモンが旧態依然のメディア体制を変えることは叶わなかった。

ホリエモンのときは「テレビ局同士のタッグ」だったが、今回のSMAP騒動はそこに「芸能事務所も加わった強力タッグ」である。メンバー全員での謝罪会見は、タレントの独立がいかに業界でタブー視されていることか世間に知らしめる結果となった。

なかなか変わらない業界の背景には「老人たち」の存在が大きいという。ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川社長は84歳、姉で副社長のメリー喜多川さんは89歳。また読売新聞グループ・渡邉恒雄会長も89歳、フジテレビの日枝社長は現在78歳である。ホリエモンやSMAPの前に立ちはだかった業界の“重鎮たち”は皆ご高齢だ。しかし、彼らは「まだまだ死なないだろう」とホリエモンは予想している。

全体で足並みを揃え、自己保身にはしる芸能界の体質は、10年前のホリエモンのときから変わっていない。SMAPという1つのきっかけを失って、今後変革のタイミングは訪れるのだろうか。

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