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働く女子の出産に重要な筋肉とは?!

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ビジネス, 生活関連, 起業

現在妊娠中のわたくしは、一応経営者なので第三者から「産休」を保障してもらえる立場になく、休んだ後に戻ってこられる場があるか非常に不安になります。そこでいかにして出産の肉体的ダメージを抑えて早く仕事復帰できるかを日々模索しており、今回は分娩時にも重要と言われるある筋肉の使い方を習ってきました。

とにかく重要「ペリネ」!

ペリネ(仏語)とは、骨盤周りにある、内臓が下に落ちるのを食い止めている「弁」のような筋肉で、日本語では「骨盤底筋群」と称されたりします。この筋肉は日々重くなる妊娠時の子宮を支え、分娩時には赤ちゃんを外に押し出すので、1度の出産で相当なダメージを負います。ペリネが疲弊すると尿漏れや腰痛、更に酷いと子宮脱や脱腸などの症状を引き起こします。

実際わたくしの母は50代で子宮脱に苦しみましたが、出産時に3キロ台半ばや4キロを超えていたわたくしと妹を出産した経験も少なからず影響していたようです。

またその時に「実は私も…」という親戚や母の友人が多く存在することを知りびっくりした記憶があります。

患部が患部なだけに病状を伏せている人は多いようで、おそらくペリネ損傷の弊害を抱えている女性は潜在的に多いと思われます。

ペリネをいたわる「ガスケアプローチ」

このペリネを保護する動き方を、自身の出産経験から考案したのがフランス人医師ガスケ氏です。わたくしが分娩予定の「育良クリニック」はこのガスケ氏のエクササイズ「ガスケアプローチ」教室を日本で初めて開いた病院だそうで、1時間に渡って姿勢の取り方・呼吸法を学んできました。

既にお腹が大きく突き出た8ヶ月目のわたくしは、就寝時にどの体勢になってもお腹の圧迫感から逃れられず日々苦しかったのですが、まずは抱き枕を使ったペリネに負担のかからない寝姿を教えてもらいました。

わたくしは横向きが楽だったので横姿勢を習いましたが、このとき重要なのが枕の上の足の角度だそうで、腰の付け根から90度以内に足を曲げるよう指示されました。実際この姿勢を取ってみると今まで感じていたお腹の圧迫感がウソのようになくなり落ち着きました。

緩め方も覚えよう

次にあぐら姿勢でペリネに負担をかけない呼吸法を習ったのですが、この時なるほど!と思ったのが

「ペリネは締めるだけではダメ。緩め方を覚えておく必要がある」

という話でした。

子宮脱を患った母は医師からお尻の穴を締めるエクササイズを勧められたそうですが、ペリネは締める機能(内臓を支える)だけでなく緩める機能(尿やウンチ、そして赤ちゃんを出す)も必要とされる筋肉なので、力を入れっぱなしだと逆にペリネはどんどん傷んでしまうとのことでした。

講習では例えば起き上がる等、思わずフンッとお腹に力を入れたくなる状況下で動き方を練習してみたのですが、イメージでいうと力む瞬間に息を吐いてペリネから力を逃すみたいな感覚が必要で、これがなかなか難しいのです。それだけ普段無駄にペリネで力んでいたのかと改めてびっくりしました。

老若男女に効果的

なおペリネは当然男性にもあるのでガスケアプローチは男性にも有効です。

また妊娠前の女性はもちろん出産経験のない女性でも、重力の影響を受ける限りペリネに負担はかかってくるので、日頃からペリネを保護する動き方を取り入れることで、腰回りの病気や不定愁訴を予防することができます。

ガスケアプローチ講習が実際に受けられる場所はまだ国内にはあまりなく、育良クリニックの教室も基本は育良クリニックに通院中もしくは分娩経験のある人しか受けられないようですが、日本ガスケアプローチ協会のサイトでは様々な情報が紹介されているので、それを参考にしてみるといいかもしれません。

わたくしもまだイマイチ身体の使い方がピンときていないので、引き続きペリネに意識を置きつつ、負担のかからない動き方を習得して、分娩に備えたいと思います。