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本当に採用できるの?完全無料の求人媒体を利用してみた

カテゴリー:
システム・ネット関連, その他, ビジネス, 起業

広告掲載料0円。採用による成功報酬もナシ。ビズリーチ社の完全無料の求人媒体「スタンバイ」の登場が業界関係者、人事担当者の話題をさらって早半年。人員募集に多額の費用を使えないベンチャー企業には朗報と思われましたが、本当に無料媒体から応募が来るものなのでしょうか?

実際に利用してみました。果たして結果は?

利用した媒体は「スタンバイ」と「indeed」

完全無料の求人媒体と聞いて真っ先に思い浮かぶのは前述の「スタンバイ」と2012年にリクルート社が買収して話題を呼んだ「indeed」。

どちらも求人案件の掲載が無料であることをフックに求人案件の数を集め、それによって集まったトラフィックをサイト内に掲載した広告で収益化するビジネスモデルです。

なお、掲載した求人案件は

■勤務地:札幌市中央区、アクセス良好

■業務内容:内勤営業

■諸条件:給与は同業の相場よりちょびっと上、土日祝休み残業なしのホワイト条件

■備考:ただし設立2年未満のベンチャー企業

実際に有料広告媒体に露出すればソコソコの反響がある内容です。

必要な採用ができたため、掲載期間は約1か月でした。

ますは「スタンバイ」から結果発表

参考サイト:https://jp.stanby.com/

【スタンバイとは?】

ご存じの方も多いと思いますが、「スタンバイ」はハイエンド向けの転職サービス「ビズリーチ」でお馴染みの株式会社ビズリーチが運営しているサービスで、無料の求人掲載をしたい企業はWEBサイトから必要事項を登録することで自社の求人広告を掲載することが可能です。

サイト内には企業が登録した求人の他に、ハローワークなどの他媒体の掲載求人、Yahoo!プロモーション広告が掲載されています。

【応募は?】

採用には至らなかったのですが、若干ながら応募がありました。失礼ながらあまり期待していなかったのですがこれは驚きです。なお、中途の募集だったのですが何故か新卒の応募も1名迷い込んできました。

続いて「indeed」の結果

参考サイト:http://jp.indeed.com/

【indeedとは】

2012年にリクルートが買収し、その買収額が600億円とも800億円ともいわれるindeed。買収当時、日本ではあまりなじみがありませんでしたが、アメリカではかなり著名なサービスだったようです。無料求人についてはスタンバイとほとんど同じ掲載方法となります。

なお、indeedは広告を独自で販売しており、求人サービスなどの広告主の掲載案件をクローラーで収集してindeedのサイト内に広告として掲載する仕組みです。

【応募は?】

残念ながらindeed経由の応募はありませんでした。ただし、サイトのトラフィックはかなり多いようですので、むしろ有料広告媒体として評価するべき媒体なのかもしれません。しかしながら、自社の募集求人を有料で掲載しなかったため、有料化した場合の期待値については言及できません。

結局のところ、無料媒体で採用できそうなのか?

採用できるか

多少なりとも募集を増やしたり、採用単価を下げるという意味において利用する価値はありそうです。ただし、通常、採用を検討する場合にはある程度の採用人数や入社時期などの計画があります。

無料媒体は応募がどれくらいかを見込むにはまだ媒体力が弱く、無料媒体のみでの採用活動、あるいは無料媒体で採れなさそうなら有料媒体追加、という手法はリスキーだなと感じました。

正直、縁故や社員紹介などに力を注いだ方がまだ採用に繋がるような気がします。今時点では応募が計算できる有料媒体をベースにしつつ、並行して無料媒体を使用する方が無難と言えそうです。

とはいえ、広告収益をベースに求人掲載を無料にするモデルは、求人案件が増えるに従ってユーザーの支持を広げ、業界をひっくり返すくらいのポテンシャルがあるんじゃないかと思っています。

無料求人媒体の今後に期待したいですね!