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ホリエモン「新しいビルが建たない」人手不足が深刻化する建築業界に警鐘

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その他, 堀江貴文, 社会

27日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に月1レギュラーのホリエモンが出演。

旬なニュースを紹介する「夕刊ベスト8」のコーナーでは、「建設業界の人手不足が深刻」と報じた日刊ゲンダイの記事が取り上げられた。

ホリエモンも「今は大変な状況」とコメント。建築業界が置かれている現状に、危機感を抱いているようだ。

人手不足でも、外国人労働者は来ない

司会のふかわりょう氏に意見を求められると、「日本人はもうやりたがらないんじゃないですかね、キツいから」と、労働環境の厳しさから多くの日本人は建設業の仕事を避けるようになってきていると人手不足の一因を分析。更に重要な問題点として、業界が「多重下請け構造」になっている点を指摘した。

大手ゼネコンが、現場の労働者を直接雇用せず下請けに出し、それを受けた下請け業者はまた別の零細業者に下請けに出す「多重下請け構造」。人件費削減のしわ寄せは、末端の現場労働者が受ける。待遇の悪化、人手不足化が現場の負担を生み、それが更に人手不足に繋がるという悪循環に陥っている。

番組内、「外国人労働者は?」という問いかけには「今の日本は円安だし、東南アジアの国々は経済発展してきているから、わざわざ日本の建設業に出稼ぎに来る人はもういない」とコメント。「誰も建設現場で働かないからビルが建たなくなってきている。実際地方都市では、人手不足が原因で新しいビルが建てられていない」と厳しい現実を述べた。

「ロボット化や、3Dプリンターを積極的に活用するなど、抜本的にやり方を改めないと正直キツい」と建築業界が置かれている現状に警鐘を鳴らした。

建て替えは「日本の文化」

コメンテーターの中尾ミエさんは「ビルを新しく建てても、すぐ壊すことが多い。もっと長く使い続けないと」と意見を述べると「それは仕方がない」と反論。「耐震基準が年々厳格化してきていて、耐震補強工事が出来ない物件も多いから」とその理由を語った。

「日本人の美意識として、新しい建物の方をチヤホヤしてしまいますよね」という司会のふかわ氏のコメントには「日本人は元々そういう文化」とホリエモンも同調。「昔は木造建築で、地震や火災で壊れやすかった。伊勢神宮の式年遷宮に代表されるように、時間が経てば新しい建物に建て替えていく文化が日本にはある」と持論を展開した。

建設業界の現状は厳しいが、「新しい建物を建てる」という日本人の文化としての営みが下火になってしまうのは淋しい。人手不足という問題をどう解決し、建設を進めていくのか。業界全体での抜本的な取り組みが求められている。

 

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