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路面電車を中心に!? ホリエモンが考える、理想の交通システム

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「注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった!」(東洋経済オンライン)という記事に対して、ホリエモンは記事の論旨に反対するコメントを投稿。

大事な点を全然考慮していない。LRTの利点はズバリ運転間隔を詰められること、普通は複線であるからだ。そうすると駅からバスの運転間隔を詰めたり、レンタサイクルやカーシェアと繋げられる。その地域の居住地域の人口カバー率を90%以上にすればマイカーよりも便利になるので利用率が飛躍的に上がってくる。田舎の電車が利用されなくなるのは運転間隔が長いから。その悪循環。horiemon.comのウィラーアライアンス社長との対談読んでみて

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記事では、速達性・安全性・輸送コストなど様々な尺度から路面電車の非効率性を説明。近年注目を浴びているLRT(Light Rail Transit;電気で走行する次世代路面電車システム)に関しても「夢のまた夢」と結論付けていた。これに反論し、LRTの利点を力説したホリエモン。果たしてホリエモンの頭の中には、どのような「理想の交通システム」が思い描かれているのだろうか。

運転間隔を詰め、利便性を高める

「田舎の電車が利用されなくなるのは運転間隔が長いから。その悪循環。」とホリエモン。運転間隔を詰めて利便性を高めれば、田舎であっても十分収益が見込めるだけの利用者は確保出来るとホリエモンは考えているようだ。具体的には、高速バスなど手掛ける大手交通事業会社「WILLER ALLIANCE」の取り組みを参考にしている様子。

メールマガジンQ&Aコーナーより、ホリエモンが重視するポイントを拾ってみたい。

Q 鉄オタです。ホリエモンがJR東海やJR東日本などの、大手鉄道会社のトップなら今後どういう戦略を取るのか興味があります。
 というのも、最近できた北陸新幹線によって日本の主要な都市は全て新幹線で繋がるようになりました。首都圏の鉄道網も完璧で様々な路線が十分に入り組んでいます。日本にはもうこれ以上、新たな路線を創る余地が残されていないと思うのです。(仮に創っても採算がとれないと思われます。)
 だからこそ、これからの鉄道会社は何をすべきなのか。収益によって得た利益をどういう所に活用すべきなのか知りたいです。教えて下さい。

A 先日、ウィラー・アライアンスという最近京都タンゴ鉄道の運営権を取った会社の社長をインタビューしてきました。赤字ローカル線を再生するには、運転間隔を短くしバスの待ち時間を少なくして時間帯によってプライシングを変え、他にもカーシェアやサイクルシェアなどで人口カバー率を高めて自家用車よりも利便性が高い公共交通機関になれば収益を充分に得られるという話をしてきました。そういう方向性もありだし、昨今話題のLRT(次世代型路面電車システム)は各都市で導入が検討されています。またエキナカビジネスはまだまだ改良の余地があるでしょう。特に改札の中は利権化していてロクな店がないので。

(堀江貴文のブログでは言えない話 Vol.273より)

LRTを基盤とした「未来の公共交通」

詳細はホリエモンWITHのインタビュー記事を見て欲しいが、WILLER ALLIANCEの目指す公共交通の手本はフランスにあるという。路面電車(LRT)と路線バスを完全に連携させ、待ち時間少なく広範囲な移動ができるようにする。加えてカーシェアリング・サイクルシェアの設備も拡充すれば、地域の隅々まで便利な交通サービスが提供でき、高い人口カバー率を達成できる。乗車率が低い時間帯は値段を安くするなどプライシングの工夫も加えれば、使い勝手の良さから自家用車の使用をやめる人も出て来るだろう。十分収益を見込めるだけの利用客の確保が見込める。事実、フランスでは人口15万人ほどの街(日本では東京の青梅市規模の街)で、このような仕組みが出来上がっているという。

まずは鉄道とバスの密接な連携が、1つの重要なポイントになりそうだ。

また、エキナカビジネスなど、利用客向けの周辺サービスにもまだまだ改善の余地が残っている。

技術的な側面では、交通インフラに応用可能な最先端技術の登場が目まぐるしい。例えば鉄道総研の「超電導送電技術」はホリエモンも注目しており、ホリエモンWITHでも取り上げていた

他にも、ホリエモンWITH・鉄道総研の取材では「隊列走行」や「知能列車」など、新しい鉄道運行の形も紹介されていた。LRTを基盤としたフランス型の公共交通に、これらの最先端技術の要素を加えていけば、より便利な交通インフラになっていくに違いない。

ホリエモンが見据える「理想の交通システム」は壮大な画になっている。

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