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データレンタル、新刊図書無料貸出、ツタヤ書店…ホリエモンが考えるこれからの図書館の在り方

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その他, 堀江貴文, 生活関連

愛知県小牧市がレンタル大手「TSUTAYA」を運営するCCCと提携し、新図書館を建設する計画が住民投票で反対多数となったというニュースに対し、ホリエモンがTwitter及びNewsPicksで以下のようにコメント。
(引用元記事:ツタヤ図書館計画、反対多数 愛知・小牧市住民投票/朝日新聞デジタル

そもそも今後の図書館の在り方も含めた議論をしないといけない。私の最新の著書なんかも図書館で何十人も借り待ちをしていたりする。それってほとんど著者に印税入ってこない。最新の書籍を販売でなく無料貸出する必要は本当にあるのか?殆ど借りられない様な蔵書(これはTSUTAYAの在庫整理も同様だろうが)を物理的に置く必要はあるのか?デジタル化すれば実は十分で国立国会図書館のデジタルデータをレンタルする方式などを、検討してもいいかもしれない。従前の図書館の分類方式で借りてる人が一体どれ位いるのか?タブレット端末などでの検索で良いのでは?武雄市図書館を見学した私としてはお洒落な空間で積極的に利用したい気分になったが、保守的な人はそういうのは嫌だったりするのだろう。”

引用記事はツタヤ図書館建設のぜひを問う住民投票に関するものだが、ホリエモンは、そもそもの今後の図書館の在り方を含めた議論をすべきだと主張し、デジタルデータのレンタルなど具体的な施策を提案している。

これからの図書館はどうあるべきか

ホリエモンはこれまでもTwitterなどで図書館の在り方についてたびたびコメントをしてきた。

今回のNewsPicksでのコメントや上記過去のツイートを参照すると、ホリエモンが主張するこれからの図書館の在り方の論点は、大きく分けて2つあるようだ。

①データレンタルサービス
図書館には膨大な書籍があるが、ほとんど借りられていない本も多く、物理的なスペースがとられてしまっている。そこの無駄をなくし、国立国会図書館のデジタルデータをレンタルできるようにすれば、利用者も検索が可能になり効率的に運用ができるのではないかという。

②新刊図書の無料貸し出しの是非
ホリエモン自身も多くの著作を出版しているが、新刊は各図書館で数十人待ちになるという。だが図書館でいくら借りられても著者には印税が入らない。さらに村上春樹など人気作家の新刊は複数冊置かれ、潜在購読者の何割かがお金を払わずコンテンツを消費している。そのような状況は、いささかやりすぎではないかと疑問を呈している。

ツタヤ図書館がハブになる街づくり

そもそも今後の図書館の在り方を議論しなければならないと主張する一方、ツタヤ書店についてもホリエモンは以前から注目していた。愛知県小牧市で住民投票の対象となったツタヤ図書館だが、佐賀県の武雄市図書館という前例があり、ホリエモン自身見学したことがあるという。

今回のコメント内でも「武雄市図書館を見学した私としてはお洒落な空間で積極的に利用したい気分になった」と言っているが、以前より肯定的なツイートをしている。

蔦屋書店、蔦屋家電など、次々と既存の商業施設を再定義し、成功を収めるCCC。小牧市長もその店舗開発能力の高さを図書館に活かすことで、従来通りの図書館では作り出せないにぎわいの創出、市街地の活性化が可能だとその必要性を主張している。

従来のものよりも高付加価値であるため、従来の図書館よりもツタヤ図書館の建設費用は高く、初期投資が大きくなる。住民投票でもそこはひとつの争点となったようだ。

今回の住民投票の反対多数という結果によって計画が中止されるというわけではなく、計画を検証し、問題があれば見直すという。本やDVDなどを貸し出すだけでなく、デザインされた建物と過ごしやすい空間を作り、飲食店や小売も巻き込む。小牧市は図書館がハブになり街全体がにぎわいを産むようなまちづくりを進めることができるのだろうか。

▼参考記事
利用客殺到! 佐賀・武雄市図書館の「体が喜ぶ空間」
http://goo.gl/wL9o0w