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ホリエモン「ブロックチェーンでかな〜り安くできるぜ」 マイナンバーシステム開発に新提案

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その他, テクノロジー, 堀江貴文

再来年4月に迫った消費税率10%への引き上げに対する負担軽減案のニュースにマイナンバーカードの活用が盛り込まれていたことに対してホリエモンがTwitterで以下の発言

<要するに>
今回ホリエモンが提案しているのは、マイナンバー関連の新たなシステム開発に1兆円つぎこむならば、開発アルゴリズムなどもすべて公開されているブロックチェーンの仕組みを活用し、費用を格段に安く抑えることができるのではないかというものだ。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンは、現在ビットコインなどの仮想通貨に利用されている仕組みで、分散型のコンピューターネットワーク。

利用者全員が、取引の全履歴情報を相互に監視し、信頼を担保。買い手と売り手が直接取引を行うことを可能にし、管理運営コストを抑えることができる。

今までは、銀行などの中央組織に対する信頼自体が通貨取引の信頼になっていた。けれどブロックチェーンを使うと、集権的な中央組織は必要なくなる。“誰から誰にいくら送金されたか”“どういった取引があったのか”といった全履歴情報が世界中に公開されているため、誰かが不正を企てれば、第三者となる世界中の利用者によって、すぐに発覚するからだ。

取引の全履歴情報は、世界中の利用者のパソコンに分散して存在しているため、従来の銀行のような、特定の箇所がハッキングされると甚大な被害が生じるリスクがない。原理的には、世界中のパソコンを壊して回らない限り、ハッキングされたとしても、すぐにデータの復元が可能である。けれど、現時点では盗難リスクなど、安全面での不安も残り、技術的に改善の必要性があることも事実だ。

低コストで安全なシステム運用、直接取引を可能に

ブロックチェーンを活用すれば、ビットコインなどの仮想通貨や株だけに限らず、不動産や車でさえ売り手と買い手が直接取引可能。それまでの所有権の遷移、資産情報なども履歴として閲覧でき、情報の非対称性といった課題も解決されうるかもしれない。

今まで紙ベースで行われてきた契約、間に仲介者が入っていた契約のすべては、このブロックチェーン上のシステムで管理することで、低コストかつ安全に運用ができる可能性がある。

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ブロックチェーンのシステムそのものは公開鍵暗号の仕組みを応用して作られてる。それはビットコインを例に説明すると分かりやすい。ビットコインは、ブロックチェーンの仕組みを仮想通貨に応用したもので、原理は同じだ。

“ビットコインとは、一言で説明すると「暗号通貨」。公開鍵暗号の仕組みを使って作られているお金。原理は、httpsのURLで始まり、SSLの鍵マークが出てくるECサイトなどのシステムと同じで、それを通貨に応用したのがビットコイン。ビットコインのウォレット(仮想通貨上のアカウント)は秘密鍵と公開鍵のペアでできていて、原理的には宇宙の素粒子くらい組み合わせがあるため、被ることや、特定されることがほぼない。ウォレットは何個持ってもよく、取引ごとに作ることも推奨されている。”
(YouTube「ホリエモンのQ&A vol.246〜ビットコインに乗り遅れるな!!〜」より)

今、国民の関心を集めているマイナンバー制度。その導入のためのシステム開発には当然コストがかかり、大手国内ITベンダーによる入札などが行われている。現在報道されている開発運営費の試算に対して、ホリエモンらしい提案がなれた。今回のケースに限らず、ブロックチェーンの技術には引き続き注目が集まるだろう。

<関連>

IoTの普及には、ビットコイン技術の応用が不可欠だ|DIAMOND online
http://diamond.jp/articles/-/78225

Bitcoinの仕組み
http://bitcoin.peryaudo.org/design.html

http://www.digitalmoney.or.jp/