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最先端農業を学ぶために北海道を訪ねてみた 後編

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宇宙・科学関連

現在、日本の農業は激変期を迎えています。そんな中、今回は北海道にある農研機構に行ってその様子を取材してきました。ここでは、日本の最先端農業の研究が行われているそうですので、その様子をレポートしたいと思います。

後編では、こちらの施設に保管してあるドローンを見せてもらいました。

 

日本最初のドローン

前編に続いて、こちらに保管されていた農業用ドローンを見学させて頂きました。こちらが30年前に製作されたという、日本最初の農業用ドローンです。おそらく、日本のドローンの中で一番初めに作られたものだそうです。

 

ヘリコプター型農業用ドローン

これがその拡大図です。なかなか大きめのヘリコプター型のドローンですね。

実は日本はドローンでは世界の中でも先端を行っていました。これを見てもらうと分かる通り、何と既に30数年前にジャイロやセンサを満載した現在のドローンの原型が開発されていたそうです。その間に、近年のドローンブームが起こり、世界でも一気にドローン活用は拡大しています。

 

ドローン活用の期待

農業用のドローンは、様々な部分で活躍することが期待されています。まずは単純に肥料や農薬などを散布する方法。これは既に日本の一部の地域で実際に行われています。次に生育測定。米国やEUなどはこの方法が主流のようです。上空からドローンで撮影し、それを解析することで生育不足の場所や害虫が発生している場所を把握できるというものです。

特に近年ではカメラの性能も非常に上がってきたので、高解像度の絵が撮れるようになり、いずれは株の一本一本まで分かるようになるということです。

他にも様々な研究が

もちろん、今回紹介したケース以外にも様々な研究を行っています。植物の共生微生物を調べている方もいたり、施設の中を案内してもらっていたら、こんな部屋も……?さすが食品を研究している所だけあります。北海道産のオリジナル品種の小麦などの研究もされているそうです。もう、ここにいるだけで生活できそうですね。

というわけで、普段なかなか目にすることのできない農業の研究施設を見ることができ、非常に面白い体験ができました。ここから新たな未来の農業技術が生まれてくると思うと、とても楽しみですね!

普段皆さんが何気なく食べている食品にも、このような技術が使われているのだとよく分かりました。